企業向けの高度なエンドポイント保護機能を導入することで、製品を簡素化し、ビジネスの継続性を保証
セキュリティソフトのベンダーであるAvastは本日、中堅・中小企業(SMB)向けのセキュリティソリューション「Avast Business」の最新版を発表しました。Avast Businessのソリューションポートフォリオは、WindowsとMac、いずれのOSにも対応した3層構造(Antivirus, Antivirus Pro, Antivirus Pro Plus)のエンドポイント保護ソリューションで構成されています。Avast Business はAvastのウェブサイトから直接ご購入いただくことが可能ですが、日本国内では株式会社デジカを通じてご購入いただくことも可能です。
この新しい統合ポートフォリオは、2016年9月に行われたAVGの買収によって強化された脅威検出技術とインフラストラクチャを統合したもので、より強固となったSMB向けセキュリティ保護技術を提供するとともに、ランサムウェアなどの脅威に伴うダウンタイムと生産性のロスを軽減することで、ビジネスの継続性を保証します。この結果、3層構成のエンドポイントセキュリティソリューション群では、高度なアンチウイルス機能とデータ/アイデンティティ保護機能を利用できます。
Avast Businessポートフォリオ
【Avast調査*】SMBが求めているのは、よりシンプルなセキュリティ
今日の脅威トレンドにより、プロアクティブで専門的なセキュリティ保護機能を導入することは、SMB各社にとって、以前にもまして必要不可欠な要素となっています。残念なことに、SMBの中には、こうした必要性の高いセキュリティソリューションやポリシーの実装に苦戦している企業も存在します。Avastが最近行った調査によると、今後5年間のビジネスでITセキュリティの重要性が高まると考えるSMBの割合は全体の9割に上る一方、回答者の3分の1は、自社のセキュリティインフラストラクチャを継続的に向上させるためのセキュリティプロジェクトを近い将来には計画していないことが明らかとなっています。Avast Businessソリューションポートフォリオは、こうした問題に対応し、カスタマイズされたサービスによってセキュリティを簡素化するとともに、SMBが自社のビジネス保護に最適なソリューションを選択できるよう支援します。また、Avastの持つ4億以上のエンドポイントと、機械学習技術や人工知能技術を活用した世界最大・最先端の脅威検出ネットワークを利用することで、マルウェアやオンラインの脅威をリアルタイムで特定・阻止できます。
AvastのSMBビジネス担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるケビン・チャップマン(Kevin Chapman)は、次のように述べています。「AvastがAVGを買収して以降、私たちはこれまで、両社の最高のビジネス製品ポートフォリオ、各種ツール、システムを組み合わせて、より強力なセキュリティエンジンとカスタマイズされたソリューションを開発し、ビジネスの保護に伴う複雑性を排除することに取り組んできました。これと同時に、統合作業とアプローチの簡素化によって、より当社の製品がIT担当者の負担を軽減するものとなっていると自負しています。当社は今後、Avast Businessという単一の統合ブランドの下、効果的なセキュリティツール群と各種リソースによる単一のポートフォリオをお届けすることで、セキュリティ侵害やサイバー犯罪とともに、それらに起因するデータの損失やダウンタイム、損害を防いでまいります。Avast Businessの提供開始は、AvastとAVGの統合プロセスの新たなマイルストーンであり、これによって、企業のお客様にはサイバーセキュリティの未来を実現できます。」
* Avast調査:2017年7月、Avast Businessの顧客386人の間で実施
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