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プレス リリース

アバスト、「コロナ禍のインターネット利用に関する調査: テレワーク版」を発表

終業後に完全に「オフ」になることができているリモートワーカーは 半数以下であることが明らかに

終業後に完全に「オフ」になることができているリモートワーカーは 半数以下であることが明らかに


デジタルセキュリティおよびプライバシー製品のグローバルリーダーであるアバストは、日本国内の20~69歳のインターネット利用者1,000人を対象に行った「コロナ禍のインターネット利用に関する調査:テレワーク版」を発表しました。

東京都によると、2021年10月の都内企業のテレワーク実施率は55.4%、テレワークを実施した社員の割合は48.4%と、緊急事態宣言が解除された現在もテレワークや、半日・時間単位の「テレハーフ」を実施している企業や社員が多い状況です。

アバストがテレワークの実態に関して調査したところ、終業後に仕事の連絡・確認、作業を行わず、完全に「オフ」になることができているリモートワーカーは半数以下(46.1%)であることがわかりました。また、17.6%は仕事が終わった後も完全に「オフ」になることはないと答えています。

「オフ」になれない際の業務内容としては、メールやメッセージを見る(58.8%)など受動的な業務を挙げた回答者が一番多かったものの、メールやメッセージの返信をする(49.4%)、業務の依頼に対応する(36.3%)など、終業後もアクティブに仕事をしている人も多いことがわかりました。

終業後の「オン・オフ」を切り替えるため、6割以上(63.2%)がテレビやYouTubeを見てリラックスしていることが明らかになりました。一方、家事など、ほかにやらなければいけないことに取り組むと回答している人も半数(51.2%)いることがわかりました。仕事関連の通知は無視していると回答した人は13.6%、仕事関連の通知は消しているのはわずか8.1%でした。

また、テレワーク中のストレス発散方法に関して調査したところ、YouTube、SNS、ゲームなど、インターネットやアプリを使う(59.2%)アクティビティが人気なことがわかりました。テレビやNetflixなどを観ると回答した人も半数(51.8%)おり、これらのインドアでリラックスするストレス発散方法は特に若い世代に多くなっています。一方、散歩、ランニング、ストレッチ、運動など、体を動かす(54.2%)、読書、音楽、料理など、インターネットを使わない趣味をする(33.8%)と回答した人も多くいました。

今回の発表について、アバスト ソフトウェア ジャパン 社長である藤本善樹は次のように述べています。「調査の結果は、テレワークが幅を利かせるウィズコロナのワークスタイルが仕事とプライベートの境界線をあいまいにしていることを改めて浮き彫りにしました。コロナウイルスやコンピューターウイルスのような外部からの危険だけではなく、バーンアウト(燃え尽き症候群)のような、心の中への危険から自身を守る術をきちんと身に着けることが、益々重要になっているようです。アバストの公式ブログでは、禅僧で、精神科医でもある川野泰周氏による、テレワーク中にバーンアウトしないためのヒントをご紹介しています。是非参考にして頂き、ウィズコロナの平穏なライフスタイルに役立ててもらえればと思います。」

調査について:

本調査は、アバストが楽天インサイトに委託し、日本国内の20~69歳のインターネット利用者1,000人を対象に、2021年8月~9月にインターネットで実施しました。