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Avast、Alphabetのセキュリティ企業Chronicleに AIを活用した脅威インテリジェンスを提供

作成者: Avast PR|3月 6, 2019

セキュリティソフトのベンダーであるAvastは本日、サイバーセキュリティを専門とするAlphabetの企業Chronicleと協業し、エンタープライズレベルの分析プラットフォーム「Backstory」の提供をサポートすることを発表しました。Avastは、世界最大の脅威検知ネットワークを持つ初のInsight Partnerであり、同社のAIベースの脅威エンジンによる分析を提供し、今日のサイバーセキュリティ脅威からの企業の保護を支援します。

サイバー攻撃は、現代が抱える世界的な課題であり、今後5年間で全世界の企業が5兆2000億米ドル以上の追加コストと収益の損失を被る可能性があります。ChronicleとAvastは協業により、企業と消費者のそれぞれの脅威に関する知見を統合して、潜在的な脆弱性を抱える領域に関する多くの知見をセキュリティチームに提供し、自社を保護するための対策を講じることを可能にします。Chronicleは、この協業を通じて、顧客が数億のエンドポイントのネットワークから収集したAvastの脅威インテリジェンスから脅威を検出する能力を強化します。

Avastのコンシューマー部門プレジデントであるオンドレイ・ヴルチェク (Ondrej Vlcek)は、次のように述べています。「セキュリティは企業の問題でも消費者の問題でもありません。普遍的な課題であり、一企業だけで解決できるものではありません。AvastとChronicleは、業界では過去に類を見ない大規模な取り組みを消費者と企業の脅威の両方の領域で行っています。どの企業も、悪意ある攻撃者を阻止するための脅威情報を十分に得ることは不可能であり、協業によってのみ、業界全体で現代のサイバーセキュリティ問題に対する防御を実現できます。」

ChronicleのCEO兼共同創業者のステファン・ジレット (Stephen Gillett) は、次のように述べています。「Backstoryの提供開始にあたり、初のInsight PartnerとしてAvastと協業できることをとても嬉しく思います。当社の新しいセキュリティおよび分析プラットフォームは、Avastの高品質な脅威インテリジェンスを使用して容易に拡張できるように構築されています。」

Backstoryは、Googleが自社を守るために開発した技術やツールに着想を得ています。Avastから得られる洞察に加えて、既存の脅威データベースVirusTotalとの統合も行っています。

(以上)