アバストは本日、関連会社であるJumpshotへのデータ提供を終了し、Jumpshotの事業終了の手続きを開始したことを発表しました。アバストが提供するすべての製品は従来通りご利用いただけます。
アバストのCEOであるオンドレイ・ヴルチェク(Ondrej Vlcek)は次のように述べています。「アバストは、ユーザーの皆様をインターネット上で安全に保護し、ご自身がプライバシーを管理できるようにすることをミッションとしています。ユーザーの皆様の信頼に沿わない慣行の継続は許容いたしません。当社はユーザーの皆様のプライバシーを最重要視しており、ユーザーの皆様から頂いた、『Jumpshotへのデータ提供は当社のミッションおよび理念に合致しない』とのご意見がごもっともであるとの判断により、直ちにJumpshotの事業終了に着手しました。」
Jumpshotの事業終了に伴い、Jumpshotに製品およびサービスをご提供いただいているベンダーおよびサプライヤーの皆様には全額お支払いの手続きを進めさせていただきます。データサービス終了の時期に関しては、お客様に速やかにご連絡させていただきます。
「アバストは長年にわたり、ユーザーの皆様の端末とデータをマルウェアから保護する製品を提供してきました。当社は製品の開発・運用に不可欠なデータ利用をユーザーの皆様のプライバシー保護を損なわない、適切なバランスで取り扱うことへの責任を深く認識しています。ユーザーを取り巻く脅威情勢が絶えず変化を続ける中、当社はユーザーの皆様のプライバシーを保護するため、製品の改善に引き続き注力し、2020年以降も革新的な新製品とセキュリティの提供に尽力してまいります」とヴルチェクは述べています。
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